九州大学六本松地区で2006年度前期水曜5限に開講された全学教育の総合科目「映画の世界:佐々部清論」(オーガナイザーが私鈴木右文)で、6月14日に佐々部監督御自身をゲストとしてお招きし、自作について講義していただきました。デビュー作の「陽はまた昇る」、出身地の下関を舞台にした「チルソクの夏」、日本アカデミー賞最優秀作品賞を受賞した「半落ち」について、解題や撮影の裏話などについてお話いただいた後、受講者との活発な質疑応答がありました。この3つの作品についての講義になったのは、授業でこの日までに上映していたのがこれらの3本だったからです。その後の「四日間の奇蹟」「カーテンコール」については取り扱われませんでした。九大でもロケを行った「出口のない海」が9月に公開されます。当日の講義の概略については、九州大学全学教育広報誌「Radix」の2006年の10月発刊の号に掲載されます。監督からは、学内広報誌には自由に掲載してよいというお言葉をいただきましたが、ウェブへの掲載についてはお尋ねしなかったので、ここでは掲載致しません。